たんぽぽデイサービス新かんべ
たんぽぽグループホーム新かんべ
【 施設長 大崎 由里子 】
新かんべは認知症対応型です。お客様すべての方が1日でも長く、ここで過ごして頂けることが私たちの願いです。認知症の症状は日々変化します。同じことをお話しても翌日には不穏になる日もあります。そのたびにスタッフの対応も変わります。スタッフ一人一人の知恵を出し合うからこそ認知症ケアは大変ですが達成感があります。 新かんべで働いているスタッフにはこの達成感をたくさん味わってほしいと思っています。職場の環境作りは確かに私の仕事かもしれませんが私のできることはスタッフが対応できない時、体調が悪い時のピンチヒッターになること、対応に悩んだ時に話を聞くことくらいしかできません。すでに新かんべのスタッフ達は仲の良さ、助け合いの精神は作り上げてきたからです。私自身はこの環境にとても満足しています。きっとスタッフのみんなも同じ気持ちだと思います。
嬉しかったことは、1周年、5周年と大きな周年祭を2度もできたことです。 グループホームには早番や夜勤もありシフトもバラバラですしデイサービスのスタッフも毎日の通常業務が多い中、本当に頑張ってくれました。 次は10周年が待っています。今は期待しかありません。 印象に残ったエピソードはお客様のふとした一言です。 私が夜勤をやっていた時にいつもはあまり会話の少ないお客様が「こんな時間まで大変だね」と労ってくださいました。認知症の方でも私達のことは分かって下さっているのだと嬉しかったです。 他にも「あれ?髪切ったね」や「久しぶりに会ったね(2日ほどお休みをしていただけすが(^^:)」などのお客様のふとした一言で私たちの事を覚えていて下さる言葉は印象深くとても嬉しい言葉です。
実は私よりも先輩スタッフが多い新かんべ。 後輩の私を「施設長」として迎えて下さった先輩スタッフさんは本当に自慢です!叱咤激励もあるこの環境にとても感謝しています。 新かんべのスタッフさんは勉強熱心です。休憩時間中も常にお客様のことをお話ししています。ユニット間の情報共有もランチタイムにしています。 もしかするとスタッフさんは「当たり前」に思っているかもしれませんがここまでお客様を第1に考えているスタッフは他にはないと思います。 「ネットでおやつのレシピ探してきました」「お客様が喜ぶと思い準備してみました」などスタッフから出てくる言葉は「お客様をハッピーにしたい!」というアイデアばかりです。 もちろん、セラピー犬のぽぽちゃんも癒しを与える自慢のスタッフです。